首や肩の痛みの原因

肩や首の痛みの原因は、関節の損傷による場合、筋肉の炎症や断裂、靭帯や神経の圧迫、傷害などによる場合、老化からくる場合などがあります。特に神経系が原因となっている場合は、痛みとともに、腕や手指のしびれなどを伴う事が多く見受けられます。
首の骨は、第一頚椎から第七頚椎まで7つあり、第一頚椎の上に頭蓋骨があります。椎体と椎体との間にあるのが椎間板という軟骨の組織です。 椎間板とは、背骨の前方部分を構成する椎体と椎体の間をつなぐ軟骨で、これが後方にとびだすと、すぐ後ろにある脊髄や脊髄神経を圧迫して、痛みやしびれなどの神経症状を引き起こすことがあります。首を前後に動かすことができるのは椎間板の働きがあるからであり、同時にクッションの役割も果たしています。

肩こり

肩の筋肉が異常に緊張したり、収縮をおこしたときなどに感じる、痛みなどの症状のことで 首や肩、腕に起こるこり、痛み、しびれなどの症状を総称したものです。 血液の循環がそこなわれて酸素やエネルギー源の供給が思うようにいかなくなり、乳酸などの疲労物質が蓄積されて筋肉が硬く、はったようになります。
肩こりのページに詳しく記載してありますのでそちらを参照して下さい。

胸郭出口症候群

鎖骨や斜角筋と第一肋骨との間が狭くなり、神経や血管が圧迫されることにより、首の痛みや肩こり、しびれが出る病気です。なで肩の女性に多く見られます。肩周りの筋肉を押すと硬くて痛い、手や腕のしびれ感、倦怠感、痛みなどの症状がみられます。治療法はほとんどの場合「保存的療法」で、筋肉を温めたり、運動をして筋力UPをはかるなどの治療が行われます。手術療法もありますが、結果がいまひとつで、薬や運動、生活改善などで治療方法が中心となります。
慢性化していると、改善させるまでに時間がかかることもあり、根気が必要になります。日頃から肩周辺のストレッチや筋力アップトレーニングで予防し、正しい姿勢をを心がけましょう

頚椎椎間板ヘルニア

頚椎(けいつい)のうち、下方の6つの間にあるのが椎間板ですが、その中にあるゼリー状の組織が椎間板からはみ出して、肩や手につながる神経や脊髄を圧迫する病気です。40歳代の人に多く見られ、高齢者にあまり見られないのは、年齢とともに椎間板の内圧が低下してくるためです。首の痛みや上肢の痛み,さらに下肢のしびれや手足の力が抜けてくるという症状がでます。脊椎症に比べると,症状の始まり方が急激だったり,進み方が比較的速い傾向があります。首の痛みと手または足の痛みやしびれが両方ともあることが多く,上を向くと痛みが手にひびいたりします。
治療としては一般に,安静状態を保つこと、牽引療法、薬物療法などが行われるます。 痛みが著しい場合や手や足の痺れや麻痺が激しい場合には,入院治療が行われます。

五十肩

五十肩は肩関節の周囲の組織に炎症を起こして発症する病気ですが、その原因は特定されていません。 肩に過度の運動や小さな外傷が加わり、各組織に炎症を起こすことが発生の要因となります。肩関節を動かすと痛みがあり、腕を肩より上げたり、背中に腕を回せなかったりします。はじめのうちは肩関節の痛みが中心の急性期で半年ほどで痛みが軽くなることが多いのですが、その後、肩関節の動きが悪くなり腕をあげるといった動きができなくなります。この状態が慢性期です。急性期のうちは安静が第一で、場合によっては薬で治療することになります。痛みが軽くなる慢性期になったら、関節を動かす体操を行ったり患部を温めたりします。

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